彼らにジャンルの枠付けというものはない。彼らのジャンルは「蟲ふるう夜に」そのものである。独特な世界観。毒特といえば良いだろうか、蟻の表現する世界は非現実であり、毒々しい。世に存在する悲観的、感傷的なものを独自の視野から表現する。
彼らを発掘した時、一個人としてファンになる想いであった。何故彼らがこんなに小さな存在にあるのだろうか?もっと沢山の人にこの世界を伝えられないかと思い、このバンドをプロデュースする事を決めた。何も知らない状態でふとライブを見たとき、彼らの演奏する「バオバブの木」を聴いて、イントロで涙が出そうになった。蟻の唄には、言葉じゃ表せない何かが存在していた。
延べ8年という長い間、精力的なバンド生活を送ってきた自分は数え切れないほどのバンドを見てきた。「衝撃」というものを受ける事は少なくはなかった。だが、「感涙」というファーストインプレッションは初めての経験であった。何も知らず初めて見たバンドから熱いものが込み上げるというこの想いを沢山の人に与えたい。是非彼らのライブに足を運んでもらいたい。
記述:隼兎 |
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